ハードウェア

みちびき(準天頂衛星システム:QZSS)対応

LAP+で使用しているGR5013Rは、みちびき(準天頂衛星システム:QZSS)に対応したMediaTek社のGPSモジュールを使用しています。これは他社の高価なモータースポーツ専用GPSロガーに採用されているモジュールと同じものです。

小型化 ≒ 性能低下

GPSロガーにはMPU(CPU)、Bluetooth等の電子部品が存在し、これらはGPSの測位性能に強く悪影響を及ぼす事が知られています。

GPSモジュールメーカーの設計ガイドラインより転載

GPS受信モジュールメーカーはMCUやBluetooth等のノイズ源を避けることを強く推奨しています。コンパクトな製品であるほどノイズ源との距離が縮まりノイズの影響を強く受け、GPSの性能が低下します。

つまり、小さいGPSロガーは性能を犠牲にしているのです。

CPU、メモリ、バッテリは冗長では?

LAP+C

LAP+CをUSBケーブル対応させたとき、考えてみるとロガーのMPU(CPU)、メモリ、バッテリ等は冗長なのでは無いか?と考えるようになりました。まして、MCUはGPS性能を低下させるノイズ源なのです。理想は、GPSモジュールのみをAndroidに直結させる形なのでは無いでしょうか?

一つの理想形を作りました

そこでLAP+ではGPSの性能を究極に引き出す一つの理想を形にしました。

747ProSに相当する部分には、バッテリも、MCUも、メモリもありません。USBチップすらもあえてGPSアンテナ部には同梱しませんでした。

アンテナ部は防水。しかも更にこだわりが

アンテナ部は防水タイプになっています。雨の日でも気兼ねなくルーフの上に取り付けることができ、理想のGPS性能を追求できます。しかも、通常の同種の製品にはGPSアンテナ部に同梱されるUSB変換ICすら存在しません。一般に流通している部品の範囲で徹底した測位性能の向上を狙っています。

747Proとの比較

これらのこだわりは、どの程度性能に影響するのでしょうか? 比較対象は歴代のLAP+対応GPSロガーの中で最も性能が良いと言われている747Proによるものです。

747Pro
GR5013R

車両はパイクスピーク・ヒルクライム用の電動バイク。設置位置はリアシートカウルに2台同時に設置しています。

パイクスピーク向けEVバイク IDATEN-ZERO FXSでのテスト(株式会社MIRAI様)

記録機能がないためLAP+Cが必須

このGPS(GR-5013R)には徹底した低ノイズ化の為、記録機能がありません。その為、お使い頂くにはLAP+Cが不可欠となります。また、重複したり無駄になる可能性のある部品は同梱されておりません。ショップページの注意書きをしっかりとご覧頂いた上でお買い求めくださいませ。

 

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